Photoshopでオリジナルのキーボードショートカットを登録する方法

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Photoshopでオリジナルのキーボードショートカットを登録する方法

Photoshopにはデフォルトでも便利なショートカットが一度に全部は覚えられないほど沢山用意されてはいますが、そこへさらにオリジナルのショートカットを登録するなどしてより使いやすくする方法を紹介します。
デフォルトでは用意されていないけど自分はよく使うという機能にショートカットを設定したり、デフォルトだと少し複雑なものをもっと簡易的なショートカットで利用するといったことが可能です。

※ここで紹介しているのは「Adobe Photoshop CC 2017」を使用した想定のものになり、バージョンによっては紹介している動きと異なる場合があります。

※ここで紹介している方法はMacで使用している想定になります。
ただ、Winを使用している場合でも基本的にoptionAltに、commandCtrlにそれぞれ置き換えて考えてもらえれば大丈夫だと思います。

設定方法

キーボードショートカット設定ウィンドウ

Photoshopのキーボードショートカット設定は、「編集 > キーボードショートカットとメニュー」を選択 もしくは ショートカットでshift + option + command + Kを入力すると上のイメージのようなウィンドウが表示されるので、ここで各種動作やツールに対して設定を行うことができます。
設定画面では「ファイル」「編集」「イメージ」という感じでざっくり分類化されており、それぞれ左の矢印をクリックをすれば各動作の一覧が表示されるので、そこから変更したい動作を探してショートカットを設定していきます。

ちなみに、このウィンドウでは探しにくいという人は、ウィンドウ右にある「ショートカット一覧」ボタンを押すと現在の設定が一覧化されたものが確認できるファイルが用意されるので、それをブラウザで確認すると目的の機能がどの辺にあるかを探しやすいです。

設定はそれぞれ動作名が表示されている部分をクリックするとその列の右側が入力できるような見栄えに変わるので、そこに設定したいショートカットを入力していきます。
例えば「ファイル > 新規...」のショートカットを変更したければ、まず「新規...」の文字や列をクリックするとデフォルトで「command+N」と表示されていた箇所が選択状態に変わります。
選択状態になったらcommand + shift + Nのような感じで任意のショートカットを入力してみるとそれが反映されるので、あとはそのまま設定を保存すれば「新規...」の動作に任意のショートカットを設定することができます。

コンフリクトに注意

上記のような流れでオリジナルのキーボードショートカットを設定することができますが、注意点としてコンフリクトが起きないように設定する必要があります。

先ほど例にあげた「新規...」にcommand + shift + Nを設定するというものですが、おそらくデフォルトのまま使用している場合は既にそのショートカットが使用されている旨の注意文が表示されたと思います。
このような場合は、変更したい動作に他のショートカットを設定する または もともと使用されていた動作のショートカットを変更したり削除したりしてコンフリクトを解消する必要があります。

そのショートカットがどの動作で使用されているかは、コンフリクトが起きた際にわかりやすく教えてくれたりその箇所に移動できるボタンが表示されるので、それらを利用することで確認も容易だと思います。

登録例

以下はキーボードショートカットの登録例で、いずれも個人的に利用しているものになります。
もちろんこれが便利と思うかは人それぞれですが、自分にとっては今のところ問題が起きたこともなく慣れもあってか割と使いやすいので、特に今まで任意のキーボードショートカット設定をしたことがないという人は是非試してみてください :)

F2, F3, F4をよく利用する機能に変更

デフォルトではそれぞれF2はカット、F3はコピー、F4はペーストの動作が設定されているのですが、これらはカットならcommand + X、コピーならcommand + C、ペーストならcommand + Vと、Photoshopに限らず様々なアプリケーションで使用できる基本ショートカットをそれぞれ使えば良いと個人的に思うので、F2, F3, F4は普段からよく利用するけどショートカットが用意されていないというものを設定してみます。

F2 スマートオブジェクトに変換
F2には「スマートオブジェクトに変換」を設定します。
ショートカットの設定ウィンドウを開いて「レイヤー > スマートオブジェクト > スマートオブジェクトに変換」を辿り、そのショートカット部分で「F2」を入力します。
設定後、スマートオブジェクトにしたいレイヤーやグループが選択されている状態でF2を押せば、それがスマートオブジェクトに変換されているのを確認できます。
F3 レイヤー効果ダイアログを表示
F3には「レイヤー効果ダイアログを表示」を設定します。
ショートカットの設定ウィンドウを開いて「レイヤー > レイヤースタイル > レイヤー効果」を辿り、そのショートカット部分で「F3」を入力します。
設定後、レイヤー効果を適用したいレイヤーやグループが選択されている状態でF3を押せば、レイヤー効果を設定するウィンドウが表示されるのを確認できます。
F4 画像アセット
F4には画像書き出しに便利な「画像アセット」を設定してみます。
ショートカットの設定ウィンドウを開いて「ファイル > 生成 > 画像アセット」を辿り、そのショートカット部分で「F4」を入力します。
設定後、画像アセット機能が正常に動作する状態でF4を押せば、画像が書き出されるのを確認できます。

ここではいずれもデフォルトではショートカットが設定されておらず且つ個人的に使用頻度が高めのものを設定する形で紹介してきましたが、先述したようにカット・コピー・ペーストにはF2, F3, F4を使用することがないという人は、自分でよく使うものを代わりに登録しておくと設定したことも覚えておきやすいし便利だと思います。

レイヤースタイルのコピー・ペースト・消去を設定

レイヤースタイルを多用する人には便利だと思う設定例で、デフォルトだとメニューから選んだりドラッグしたりして行うレイヤースタイルのコピー・ペースト・消去の動作にショートカットを設定してみます。

レイヤースタイルをコピー
option + shift + command + C
「レイヤー > レイヤースタイル > レイヤースタイルをコピー」を辿り、上記ショートカットを入力します。
ただ、このショートカットにはデフォルトで「コンテンツに応じて拡大・縮小」(編集 > コンテンツに応じて拡大・縮小)が設定されているので、そこに別のショートカットを設定するなり削除するなりでコンフリクトを解消してから保存します。
レイヤースタイルをペースト
option + shift + command + V
「レイヤー > レイヤースタイル > レイヤースタイルをペースト」を辿り、上記ショートカットを入力します。
ただ、このショートカットにはデフォルトで「選択範囲内へペースト」(編集 > 特殊ペースト > 選択範囲内へペースト)が設定されているので、そこに別のショートカットを設定するなり削除するなりでコンフリクトを解消してから保存します。
レイヤースタイルを消去
option + shift + command + D
「レイヤー > レイヤースタイル > レイヤースタイルを消去」を辿り、上記ショートカットを入力します。
こちらについてはデフォルトでショートカットが設定されていないので、コンフリクトもなくそのまま設定を保存できると思います。

上記をすべて設定後に実際に使ってみると、通常のコピー・ペーストと同じような感覚でレイヤースタイルのコピー・ペーストができるようになり、削除するときも手軽にできるようになります。
ただ、上でも少し触れているように一部はデフォルトでショートカットが存在するものになるので、もし普段からそれをよく利用しているという場合は変更して支障がないかなど注意してください。

整列と分布の中央配置設定

バラバラに配置されているものを綺麗に並べたいときに使う整列や分布機能の中で、中央配置する動きにそれぞれショートカットを設定してみます。
いずれもデフォルトではショートカットは設定されていないものなので、コンフリクトも起きずそのまま設定することができると思います。

整列:垂直方向中央
option + shift + command + +
「レイヤー > レイヤーを選択範囲に整列 > 垂直方向中央」を辿り、上記ショートカットを入力します。
整列:水平方向中央
option + shift + command + -
「レイヤー > レイヤーを選択範囲に整列 > 水平方向中央」を辿り、上記ショートカットを入力します。
分布:垂直方向中央
option + shift + command + [
「レイヤー > 分布 > 垂直方向中央」を辿り、上記ショートカットを入力します。
分布:水平方向中央
option + shift + command + ]
「レイヤー > 分布 > 水平方向中央」を辿り、上記ショートカットを入力します。

反転

レイヤーを水平方向または垂直方向に反転する動きにショートカットを設定してみます。
こちらについてもデフォルトではどちらもショートカットは設定されていないので、そのまま設定できると思います。

水平方向に反転
shift + command + ,
「編集 > 変形 > 水平方向に反転」を辿り、上記ショートカットを入力します。
垂直方向に反転
shift + command + .
「編集 > 変形 > 垂直方向に反転」を辿り、上記ショートカットを入力します。

ちなみに、shift + command + ,を入力後に続けて.を入力すれば、結果的にそのレイヤーを180度回転させるという使い方も可能です。


設定したキーボードショートカットは保存したりカスタマイズされたものを読み込むということもでき、例えば何らかの理由で普段使用しているのとは違うPCで作業しなければならなくなった場合も設定ファイルを読み込めばショートカットの設定が同じ状態で作業することができますし、あとは他の人の設定が使いやすそうだったらそれを共有してもらうといったことも可能です。

Photoshopを使いこなすためには、やはり操作に慣れるとかひと通りの機能を理解するのが一番だと思いますが、より作業スピード上げたいとかもっと楽したいという人には作業効率を上げるひとつの方法としておすすめなので、気になった方は是非試してみてください。

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