※紹介している内容やキャプチャなどは、WordPress Ver 4.1で使用した際のものになります。
WordPress:投稿画面をタブ分けすることができるプラグイン「Tabify Edit Screen」 目次
1. インストール・有効化
- 管理画面のプラグインから「Tabify Edit Screen」を検索してインストール、もしくは「Tabify Edit Screen」からファイルをダウンロードして環境にアップロード。
- プラグインを有効化すると「設定」に「Tabify edit screen」という項目が追加され、そこでどのようにタブ分けするかを設定することができます。
2. 使い方
使い方はとても簡単で、「設定 → Tabify edit screen」で下の画像のような画面が表示されるので、ここで設定を行います。

ページ左にあるのは投稿や固定ページなどの中からどの投稿タイプに対しての設定をするかを選ぶもので、デフォルトでは投稿・固定ページ・メディアの3つが表示されていますが、カスタム投稿で追加した場合も設定したカスタム投稿名で追加されます。
それぞれ選択するとページ右に表示される内容が変更されるので、ここでどのような分け方をしたいかを設定していきます。
また、各設定の一番上に表示されている「Show tabs in this post type.」というチェックボックスはタブ分けを有効化するかどうかのもので、タブ分けしたくないものがあればここのチェックを外せばタブ分け表示されないようになります。

タブの数を増やしたいときはページ下部にある「Create a new tab」ボタンを押下すると新しく追加され、どのタブにどの項目を表示させたいかはウィジェット編集時のようにそれぞれドラッグ&ドロップで移動させることができます。
(中の項目はどれに属するかだけで、実際の投稿画面で項目の並びが変更されるわけではありません)
また、タブグループの並び替えも同じくドラッグ&ドロップで並びを自由に変更することができ、例えば最後に追加したタブを最初に持ってきたい場合はドラッグで一番上に持っていくという感じで変更が可能です。
逆に不要で削除したいタブがある場合は、それぞれのタググループのボックス右上に「Remove」という文字があるので、そこをクリックして現在入っている項目の移動先を指定すればタブの削除ができます。
それぞれのタブグループは任意の名前を指定することも可能で、デフォルトで「Others」、タブを新規追加した場合は「Choose title」と表示されている部分をクリックすればタイトル変更ができます。
(ここではキャプチャ等いずれも英語表記のものになっていますが、日本語も問題なく使えます)
上記のようにそれぞれ設定をしていき、最後にページ下部にある「変更を保存」ボタンで設定完了となります。
実際の表示

上の画像のような設定をして投稿画面を確認すると、下の画像のような感じでタブ分けされているのを確認できます。
いずれの項目も設定したようにタブ分けされるのですが、タイトル入力欄と「公開」ボックスについてはどのタブにも表示されるので、これらも移動させたいという場合は自身で少しカスタマイズが必要になります。

3. 注意:エディタが一瞬壊れる現象
先述したように使う機会もありそうで便利だと思ったプラグインではあるんですが、ひとつ気になったのがタブ切り替え時にエディタが一瞬壊れる現象が見られました。
切り替え後に少しスクロールする、もしくは数秒待つことで元に戻りますし、エディタが全く使えなくなるわけではないので個人的にはそこまで気にしなくても良いかなとも思うんですが、気になる人は気になると思うので...。
解決方法もパッと見でわからなかったので、もしご存じの方がいたら是非教えて下さい。
今回は基本的にデフォルトの状態で使用しましたが、例えばカスタムフィールドで項目がかなりの数表示されて長くなってしまうような投稿画面があった場合などに、こういったものを使うことで少しでも管理画面を見易くさせたりすることができるかなと思います。
プラグインに関しての詳細やダウンロードは以下よりどうぞ。