Gutenbergのブロックパターンを作成する際、おそらくfunctions.phpなどにregister_block_pattern()を用いて設定していくことがほとんどだと思いますが、特にコードも書かずに管理画面上で簡単にブロックパターンを作成できるプラグイン「Reusable Blocks Extended」を紹介します。
しっかり設定・管理したい場合は自前で実装した方が良い(後述します)ですが、とにかく楽にできて、とりあえずブロックパターンさえ作れれば良い人には便利だと思います。

紹介している内容やキャプチャなどは、WordPress Ver 5.7.2とReusable Blocks Extended Ver 0.6.2を使用した際のものになります。

インストール・有効化

  1. 管理画面のプラグインから「Reusable Blocks Extended」を検索してインストール、もしくは「Reusable Blocks Extended」からファイルをダウンロードして環境にアップロード。
  2. プラグインを有効化するとメニュー内に「Reusable Blocks」という項目が追加されるので、そこでブロックパターンの作成・編集・削除などを行うことができます。

ブロックパターンを作成

このプラグインでのブロックパターン作成の流れとしては、まずブロックパターンとして設定したいものを再利用ブロックとして作成し、それをブロックパターンに変換していきます。

プラグイン有効化時に「Reusable Blocks」項目が追加されるとしましたが、正確にはブロックパターンへ変換するなどの機能が追加された再利用ブロック一覧への導線が追加され、再利用ブロック一覧だったものが再利用ブロック兼ブロックパターンの一覧という扱いになります。
なので、「再利用ブロック一覧とブロックパターン一覧は完全に切り離したい」とかであれば、自前で実装したり別の類似プラグインを探すなどした方が良いかもしれません。

先述したようにまずはブロックパターンとして設定したいブロックを再利用ブロックとして作成します。
既に再利用ブロックを利用している場合は「Reusable Blocks」項目へページ遷移するとそれらが出てきていると思いますが、まだ再利用ブロックがない場合は「Reusable Blocks」の子メニューや一覧ページ上部にある「新規追加」から作成できます。

サンプルブロックの表示イメージ

今回は例として、イメージのように画像・見出し・段落を1セットとしたものをカラムと組み合わせて横に並べた「サンプルブロック」というブロックパターンとして作成します。

再利用ブロック一覧の表示イメージ

作成後に一覧ページを確認するとイメージのように作成した再利用ブロックが表示されているのを確認でき、そのブロック行内にある「Convert to block pattern」のボタン押下でブロックパターンに変換できます。

ブロックパターン変換後の再利用ブロック一覧の表示イメージ

変換後はボタンだった部分が「Converted to a block pattern.」というテキストに変更されており、その下に赤字で表示されている「Delete existing pattern」をクリックした場合は再利用ブロックとして元に戻すことができます。
その他の項目として「Used in」ではそのブロックがどの記事で使用されているかを、「Usage」ではショートコードやテンプレートでの使用コードを確認でき、今回のサンプルブロックのように編集ありきのブロックでなく常に同じ内容を表示するようなブロックのときには便利そうです。
また、この画面内では確認できませんが、作成したブロックパターンをウィジェットに追加することも可能になります。

投稿画面にブロックパターンが追加されている表示イメージ

ブロックパターンに変換後、記事投稿ページでパターン確認すると作成したブロックパターンが「Converted from reusable blocks」というカテゴリに属する形で追加されているのを確認できます。


上でも触れましたが、このプラグインは再利用ブロックを拡張するような感じなので、何らかの理由で再利用ブロックとブロックパターンを完全に切り離したい場合は不向きかもしれません。
また、現時点ではパターンカテゴリを設定することもできないのですが、そういった部分も特に気にならず、とにかく管理画面上でブロックパターンを簡単に作成したい人に向いています。

ちなみに、パターンカテゴリ設定したい・不要パターンを消したいなど自分好みに細かく設定したい場合は、コードを書くことにはなりますが以前functions.phpを使って設定していく方法を紹介しているので試してみてください。