プライバシーポリシーページとして設定したページのリンク表示やURL取得など、WordPressのプライバシーポリシーページに関する備忘録です。
プライバシーポリシーページへのリンクを表示する
プライバシーポリシーページとして設定したページへのリンクはthe_privacy_policy_link()
で表示でき、デフォルトのまま「privacy-policy」というスラッグで「プライバシーポリシー」というページタイトルだった場合は、下記のようなHTMLでリンクが出力されます。
HTML
<a class="privacy-policy-link" href="https://example.com/privacy-policy/">プライバシーポリシー</a>
また、その前後に何らかのテキストなどを表示したい場合は引数を利用して下記のように記述し、第1引数がリンクの前に、第2引数がリンクの後に記述した内容が表示されます。
functions.php
the_privacy_policy_link( 'before', 'after' );
プライバシーポリシーページへのリンクHTMLを取得する
何らかの処理をしてから出力させるなどしたい場合は、get_the_privacy_policy_link()
を利用してHTMLを取得できます。
プライバシーポリシーページへのURLを取得する
表示されるHTMLやテキストを自由に指定したいなどの理由でプライバシーポリシーページへのURLのみ取得したい場合は、get_privacy_policy_url()
を利用します。
$privacy_policy_url = get_privacy_policy_url();
echo '<a href="' . $privacy_policy_url . '">プライバシーポリシーへ</a>';
プライバシーポリシーページ用のテンプレートを用意する
多くの場合でプライバシーポリシーページを表示する際の適用テンプレートはpage.php
になると思いますが、内容や処理が他ページとは大きく異なっているなどの理由で別テンプレートとして用意したい場合は、privacy-policy.php
というテンプレートを用意してテーマに格納することで、プライバシーポリシーページ表示時に適用されるようになります。
プライバシーポリシーページにのみ処理を行う
header.php
やpage.php
といった共通ファイルなどでプライバシーポリシーページのみに何らかの処理を行いたい場合は、is_privacy_policy()
という条件分岐が使えます。
if ( is_privacy_policy() ) {
echo 'privacy policy page.';
} else {
echo 'not privacy policy page.';
}